Flare/Songbird

【FLR】追加エアドロ新ルールの確認と計算方法

あやママ

2023年3月からの開始が予想されているFLRの追加エアドロ。

初回15%分は受け取ったけど、その後の配布はどうしたら受け取れるの?!

と言うご質問をTwitterでもよく頂きます。

また、今からFLRを新規購入してでも追加エアドロに参加すれば2026年3月までの3年間毎月FLRを受け取れるということもあって、密かに注目している方もいることでしょう。

本記事では、FLRの追加エアドロについて、過去ルールと新ルールの違いや追加エアドロ量の計算方法などの情報をまとめています。

追加エアドロルール変更のおさらい

まず、FLRのエアドロップに対して正しい情報を整理しておきましょう。

過去ルール(FIP.01可決前)

FLRのエアドロップは、2020年発表当初、この様なルールで配布すると言われていました。

<過去の配布ルール

スナップショット時に保有しているXRPと同じ数量を以下の方法で分割配布

  1. 初回エアドロップで15%配布
  2. 残り85%は36ヶ月の分割配布

例えば、スナップショット時に6666XRP保有していた場合はこんなイメージでした。

しかし、ネットワーク参加者へのインセンティブ強化や取引所による分割配布が滞るリスク軽減を目的として新たな配布ルールが提案され、FLRトークン保有者によるガバナンス投票(FIP.01)の結果、可決されました。

https://ayamama-syufulog.com/fip01/

新ルール(FIP.01可決後)

新しい配布ルールはこの様になっています。

<新しい配布ルール>

  1. 初回エアドロップ

    対象:スナップショット時にXRPを保有しており、オプトイン申請をしたウォレット

    エアドロ量:スナップショット時の保有XRPの15%
  2. 初回以降の追加エアドロップ

    対象:WFLRを保有するウォレット

    エアドロ量:毎月3回ランダムスナップショットを取得し、その時点で各ウォレットが保有しているWFLR (ラップされたFLR)の量に応じて配布量を決定する

    配布期間:36ヶ月

①の分が、皆さんが各取引所や個人ウォレットで既に受け取っている分のエアドロですね。これは2020年発表当初の内容と変更ありません。

大きな変更があったのは②の「初回以降の追加エアドロップ」です。

過去の配布ルールにおける“初回配布15%以降に配布される残り85%”という概念はなくなりました。

その理由を順を追って確認していきます。

はじめに、FLRのトークノミクスにおいて、エアドロップされるFLRの総量は約285億FLRと決まっています。

この内の15%にあたる42.7億FLRが初回エアドロップとして2023年1月に配布されました。
残りは242億FLRですね。これが追加エアドロップとして36ヶ月間かけて分割配布されます。

ひと月あたりの追加エアドロップ量は6.7億FLRです。

この6.7億FLRは毎月WFLRを保有するウォレットで山分けとなります。

この山分け分のエアドロップを受け取るのに、過去のXRP保有量やFLRの初回エアドロを受け取っているか否かは関係ありません

毎月3回のスナップショット時点におけるWFLR保有量に応じて配分することになります。

よって、今後初めてFLRを購入する方でも、この追加エアドロに参加することができます。

初回エアドロを受け取った方も、FLRを追加購入してWFLR量を増やす事でより多くの追加エアドロを受け取ることが可能になります。

今FLRを買うと、2026年3月付近までの3年間、
1年後の2024年3月に初めてFLRを買ってラップした方は、その後2年間、
それぞれエアドロを受け取れるということですね。

こちらのシュミレーターを使うと、初回エアドロ受け取り以降、デリゲート参加と追加エアドロ条件を満たした場合に受け取れるFLR数量を予測できます。

https://ayamama-syufulog.com/flare_space/

仮に現在1000FLR保有していて、今後デリゲート参加による標準的な報酬を受け取りつつ、36ヶ月間の追加エアドロも受け取った場合をシュミレーションしてみると、3年後の総枚数は20,000枚以上になりました。

※あくまでシュミレーションなので、デリゲート報酬利率や追加エアドロの分配率悪化によりもっと少ない可能性もあります。

追加エアドロを獲得する為にFLRをラップする

方法は大きく2種類あります。

ひとつは、国内取引所SBIVCトレードにFLRを預けてレンディング申込をして、ラップとデリゲートを代行してもらう方法です。

https://ayamama-syufulog.com/sbivc_flr/

デリゲートとは、FlareNetwork上でFLRを運用して増やす仕組みの1つです。解説記事はこちら

もうひとつは、個人ウォレットでFLRを自己管理してラップする方法です。

こちらの記事では個人ウォレットでラップとデリゲートする手順を紹介しています。

https://ayamama-syufulog.com/flr_bifrostdelegate/

ラップしたついでに併せてデリゲートも行うことで、デリゲート報酬が獲得できます。

デリゲート報酬により手持ちのWFLRが増える→追加エアドロで獲得できるFLRの量が増える→デリゲートできるFLRが増える→…

と、雪だるま式に複利でFLRを増やす事が出来ます。

追加エアドロの計算式

追加エアドロ量を導く計算式はFlareNetworkのmediumで公開されています。

FIP.01 — Flare Distribution, Inflation & Incentive Pool Proposal

ただ、この式を見てもなかなかイメージがわかないと思いますので、仮の数字で計算してみましょう。

ある月にウォレットAは、ひと月に3回行われるランダムスナップショット時点で下記の量のWFLRを保有していたとします。

  1. スナップショットA時点:1000WFLR
  2. スナップショットB時点:1005WFLR
    ・デリゲート報酬でプラス5FLR
  3. スナップショットC時点:2010WFLR
    ・デリゲート報酬でプラス5FLR
    ・追加購入でプラス1000FLR

そして、もう一つ計算に必要となる要素がネットワーク上のWFLR(ラップされているFLR)の総数です。

各スナップショット時点で下記の量の追加エアドロ対象となるWFLRが流通していたとします。

  1. スナップショットA時点:30億WFLR
  2. スナップショットB時点:31億WFLR
  3. スナップショットC時点:32億WFLR

追加エアドロ対象となるWFLRの量は今のところ推測が不可能に近いです。初回エアドロされている42億よりは少ないだろうという見込みでこの数字を仮で設定しています。

実際に追加エアドロ第1回目が配布されれば大体の予想がつくと思います。

あくまで仮ですが、これらの数字を計算式に当てはめてみると、こんな感じになりました。

しかし、実際の配布量を正確に計算することは少し難しいのではないかと思われます。その理由は以下の2点。

  • 3回のスナップショットがどのブロックになったか、アナウンスされるのか?
  • 3回のスナップショット時点の追加エアドロ対象WFLR総数は開示されるのか?

まだ追加エアドロに関する詳細な情報がリリースされていませんので、追々明らかになってくると思います。

追加情報が確認できたら、随時こちらの記事も更新していきたいと思います。

まとめ

FLRのエアドロップはガバナンス投票の可決により、新ルールが適用されることになっている!

新ルールでは、36カ月かけてWFLR保有者にFLRが追加エアドロップされる。

過去のXRP保有量や初回エアドロへの参加は関係なく、WFLR保有量に応じてエアドロされるため、だれでもいつからでも参加可能に。(エアドロは36カ月[※2026.3見込み]で終了)

追加エアドロ量を算出する計算式は公開されているが、不確定要素が多く、正確な量を計算することは現状難しい。

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夫の早期退職を目指して、楽しみながら資産運用中!|つみたてNISA (ひふみ投信、楽天VTI、SBIVS&P500)|手動トラリピ|トライオートETF(TQQQ)|企業型確定拠出年金|暗号資産(XRP,SGB,FLR)|陸マイラー|ポイ活
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